ミャンマー維管束植物WEBサイト開設のお知らせ

この度、ミャンマー維管束植物を中心とするデータベースのWEBサイトを公開いたします。

植物園で研究の中核となる施設は、植物学のあらゆる分野の基礎資料である標本を管理・保管する標本室(ハーバリウム)で、現在約32万点の国内外の標本を収蔵しています。

国外ではミャンマー連邦共和国での研究活動によって約3万点の標本がコレクションに加えられ、現時点で世界一の収集数となっています。ミャンマーの標本資料はこのハーバリウムを特徴づけるものであり、日華植物区系などアジアの植物相解明の研究資料として重要なコレクションです。

これまで一般にあまり公開されていかなかったこらら植物標本を一枚一枚データ化し、このWEBサイトで公開の運びとなりました。

初期段階で約8000件ほどを収納しており、これからもデータ量は更新されていきます。

是非、多くの方々にご覧いただきたいと願っております。

高知県立牧野植物園のオフィシャルホームページ[https://www.makino.or.jp]ともに今後も多くの皆様にご利用いただけるようさらなる内容の充実を図り、より活用しやすい情報提供を行ってまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

さてPhotoGalleryから今回の一枚・・・

ちょっと下の方々、大丈夫??? 落ちてくるんじゃないかとハラハラするスポット

「チャイティーヨー パゴダ」です。ミャンマー南部のモン州にあり山頂付近の断崖の上に今にも落ちそうな7mほどの岩があり、小さな仏塔が載っています。

ミャンマー屈指の仏教の巡礼地の一つで、多くの参拝者が訪れます。ゴールデンロックともよばれています。